職場で感情的になる上司に悩まされている人は多いでしょう。私自身も、きつい言い方をしてきたり、物にあたっては、空気を悪くする人を見てきました。正直、存在すらも嫌になるほどでした。
こうした上司との関係はストレスの大きな原因となり、日々の仕事に悪影響を与えますよね。
しかし、適切な対策をすることで職場環境を改善し、自分を守るための防衛することが可能です。
この記事では、「理性が効かない上司から身を守るための方法」を紹介し、あなたの職場生活を少しでも快適にする手助けをしたいと思います。
いくつ当てはまる?感情的な上司の特徴と影響
感情的な上司は、しばしば理性を失い怒鳴ったり、無理な要求を突きつけたりします。
こうした行動は職場の雰囲気を悪化させ、従業員のモチベーションや精神的な健康に深刻な影響を及ぼします。
感情的な上司は、職場で以下のような特徴的な行動や態度を示すことが多いようです。
心理学的な背景として、感情的な行動はストレスや未熟な感情管理能力が原因であることが多いとされています。
と、言われても私は、相手の状況まで考慮できません・・・でした。笑
感情的な上司が職場感情的な上司が職場に与える影響
いずれにしても、耐えれるメンタルがなければとても辛い状況になります。
次の項目では、少しの勇気があればできる対策を書いていきます。
積極的に距離を取る
感情的な上司からの影響を最小限に抑えるためには、距離を取ることが重要です。
物理的な距離を置くことができない場合でも、心理的な距離を保つことで、上司の感情に巻き込まれずに済みます。
私の場合は、あからさまに避けると自身がやりづらくなる可能性があるので
先回りして仕事を片付けておくことや、こちらからは必要以上に話しかけないようにしています。
視界に入らないように、遠くにいたり背を向けていることもあります。
理性的な対応
上司が感情的になった場合、こちらまで感情的になってしまっては事態は悪化するばかりです。
冷静に対応することで、上司の感情に巻き込まれず、建設的なコミュニケーションを維持することができます。
コミュニケーションのヒントとして、「Iメッセージ」を使った冷静な対話の方法を紹介します。
Iメッセージとは、自分の気持ちや考えを相手に伝える方法で、相手を責めずに自分の感情を表現することが目的です。対立を避け、円滑なコミュニケーションを促します。
具体的な構成
Iメッセージは以下の3つの部分で構成されます。
- 自分の感情:
- 例:「私は~と感じる」
- 具体的な状況:
- 例:「あなたが~したとき」
- 望む解決策:
- 例:「私は~してほしい」
Iメッセージの例
- 職場での例:
- 「私はあなたが会議中に話を遮ると、困ります。手を挙げてから発言してくれると助かります。」
- 家庭での例:
- 「私は家事を一人ですると疲れてしまいます。少し手伝ってもらえると嬉しいです。」
- 友人との例:
- 「私はあなたが約束の時間に遅れると、心配になります。次回は時間通りに来てくれるとありがたいです。」
Iメッセージの利点
- 対立を避ける:
- 相手を責めずに自分の気持ちを伝えるため、対立を避けやすいです。
- 感情の共有:
- 自分の感情を率直に伝えることで、相手との理解や共感が深まります。
- 建設的な対話:
- 問題解決に向けた具体的な話し合いがしやすくなります。
Iメッセージを使うことで、感情的な上司との対話もスムーズになり、職場の人間関係が改善される可能性が高まります。シンプルで効果的なこのコミュニケーション方法を取り入れてみましょう。
支援を求める
一人で問題を抱え込まず、信頼できる同僚や人事部に相談することも重要です。
組織内でのサポート体制を活用することで、孤立感を減らし、効果的な対策を講じることができます。
話しやすい人や会社の人事部やEAP(Employee Assistance Program)などにも頼ってみるのも良いでしょう。
または、厚生労働省の心の耳より相談することもできます。是非、頼ってみてください。
まとめ
感情的な上司から自分を守るためには、距離を取る、理性的に対応する、そして支援を求めることが重要です。これらの対策を実践することで、職場環境を改善し、精神的な健康を保つことができます。
こちらの本は、多くのYouTuberさんが紹介している書籍で、考え方や捉え方、ストレスに対しての解決法が厚みがあり読み応えのある本になっています。すぐに実践できる内容もありますので是非、チェックしてみてください。
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